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色々ごちゃまぜです。 NL、BL問わずに書かれることもありますので、閲覧し際しましてはご注意ください。 とりあえず、気になったことを気ままに書いております。
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三十六計 四、無事に終わりましたね!
当日お越しいただきました方、お話させていただきました方、本当にありがとうございました!
何か調子こいて声かけに行ったりとか、ほんと不審者すぎてすみませんです。


戦利品もいっぱい買ったし!
ゆっくりと本を眺めるめくるめく日々の始まりですな!


お礼になるかは分かりませんが、続きに覇姜SS載せましたー。
駄目な方はお気を付け下さいまし。






   捕らわれの身



「姜維…」


夏侯覇が低い声で姜維の名を呼ぶ。
いつもは明るく、おひさまのような表情だが、今は違う。
恐ろしく真剣で熱のこもった視線が、姜維に絡み付く。
その瞬間、姜維は思った。


――――ああ、この人にはかなわない。


仕事の最中だった。
最も、公務の時間ではなかったのだが、昼間まとめきれなかったものを整理して、ひとつひとつ片付けていかねばならない。
時間は有限だ。
一秒だって無駄にはしたくない。


それなのに。


手を捕まれたら、一緒に心までとらわれてしまった。
座っている姜維に、その傍らに立つ夏侯覇。


じっと互いの目を見つめ合う。


そのまま夏侯覇の上体が傾いて……まるでそうなることが当たり前のように、唇が触れ合った。


しっとり重なる感触は、全てを忘れさせる。


「ん…」


激しい口付けではない。
触れるだけ。
しかし、確かめるように何度も重ねられればたまらない。


「ふぁ…」


思わず口を開いてしまったところを、待っていたとばかりに、夏侯覇の舌が姜維の口内を犯す。


くちゅと濡れた音と熱い吐息が、夜の静寂に広がっていく。


しばらく経ってから、夏侯覇が濡れた唇で低く問う。


「良いか?」


何が、なんて言葉は必要ない。
それが何を指しているのか、あえて言葉にせずとも分かっていた。


「はい」


口づけされたまま、姜維はくぐもった声でそう返す。
それで十分。
それでもう、捕らわれの身。


「んっ…」


見た目とは裏腹に、容赦ない手が姜維の体の線を沿う。
いやらしく。
ゆっくり、じらすように。


この手に、この唇に、この人自身に。
今夜も翻弄されてしまうことは、姜維自身分かっていた。


でもそれを選んだのは自分。
彼の全てを受け入れたいと願う。


艶を含んだ夏侯覇の瞳に、惚ける自分の顔を見て。
姜維は素直に身を委ねた。




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